【タイトル】
4月6日 「入学おめでとうございます」~校長式辞より~【本文】
今朝のことです。学校に向かってふれあい橋を渡るとき、まさに満開の時を迎えた旧中川河川敷の桜並木が川の水面に映る本当に美しい光景に触れ、この亀戸の街が入学するこどもたちを祝福していると心から感じました。 このように晴れやかな今日、ここに一五六名の新一年生を迎え、平成二十九年度入学式を挙行できますことを、本日ご列席の保護者の皆様、そして日頃より本校を支えていただいているご来賓の皆様に、心より厚くお礼申し上げます。 さて、一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。皆さんは、今日から浅間竪川小学校のピッカピカの一年生です。先ほど二年生の歌と演奏、いかがでしたか。素晴らしかったでしょう。実は、立派な姿を見せてくれた二年生も一年前は、皆さんと同じ一年生でした。皆さんも浅間竪川小学校で一年経つといろいろなことができるようになるので安心してください。 皆さんがこの浅間竪川小学校で、毎日楽しく、お友達と仲よく過ごして、素敵だな、立派ですねと、皆さんから褒めていただけるようになるために、四つのヒミツのお話をします。昨年の入学式でも同じようなお話をしました。よく聞いてくださいね。 この絵、何の花でしょう。分かりますね。そう、アサガオです。皆さんが一年生の「生活科」というお勉強でこれから育てます。夏になるときれいな花がたくさん咲きます。心を込めて育てると、一つの植木鉢から百も二百も咲かせることができるのです。 四つのヒミツ、その一、アサガオの「あ」、あいさつの「あ」です。毎日、おうちのひと、先生や友達、街のおじさんやおばさんに、明るく元気にあいさつしましょう。きっと、「とってもいい子だな」って思っていただけます。さっきの二年生もそして三年生も、とってもしっかりとあいさつができています。 その二、アサガオの「さ」、さわやかの「さ」。いつもにこにこさわやかな笑顔で毎日を過ごしてほしいと思います。いつもさわやかで素敵な笑顔でいると、友達がいっぱいできます。浅間竪川小学校にはお兄さんお姉さんも全部合わせるとなんと一〇〇〇人もお友達がいます。友達一〇〇〇人もできます。すごいでしょう。 その三、「が」は分かりますね。そう、がんばるの「が」。どんなことにでも精一杯、一所懸命にがんばる子は、とっても素敵です。 そして、アサガオの「お」。大きな夢をもちましょう。大きくなったらこんな人になりたいな。大きくなったらあんなことしたいな。大きな夢をもって、立派になること、おうちの人も先生たちも心から願っていることです。 私からは、今日、アサガオの四つのお話をしました。今日から皆さんは、「浅竪っ子」です。毎日明るく元気に学校に来てくださいね。 さて、保護者の皆様、お子様のご入学、誠におめでとうございます。小学校入学という節目を迎えられた喜びはひとしおと拝察申し上げます。これまでご家庭の愛情に育まれ、成長されてきたお子様を、私たち「愛あふれる浅間竪川小学校」の教職員一同が責任もってお預かりし、精いっぱいの愛情を注いで健やかな成長を支えてまいりたいと考えております。ご家庭と学校が固い信頼関係のもとに連携を取り合って進めていけるようよろしくお願い申し上げます。 結びにあたり、ご来賓の皆様には、公私ともにご多用の中、本校の入学式にご臨席を賜り、誠にありがとうございます。 本年度、浅間竪川小学校は、児童数は一〇〇一名、二十九学級でスタートしました。こどもたちのために、愛情がいっぱい満ちあふれる学校にできるよう、教職員一同、教育活動の更なる充実に努めてまいります。 ご家庭、そして地域の皆様により一層のお力添えを賜りますことをお願い申し上げて、式辞といたします。 平成二十九年四月六日 江東区立浅間竪川小学校長 北島 陽彦【添付ファイル】
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